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風の教会から見える木

2025/6/17(火)

みなさま、こんにちは。

今回は風の教会の中に見える木について、お話をさせていただこうと思います。

実は、風の教会の中から見える1本の木は桜の木です。

六甲山の気候上、市街地のように3月には桜は咲きません。5~7度、気温の違う六甲山の中腹では、4月中旬頃に桜が咲きます。

今年は4月16日、とても綺麗に桜が咲いていました。

日本を象徴するさくら。

桜が咲くと、これから始まることの応援や人生の節目、美しさと儚さを感じます。

風の教会から見える木は桜ですとお客様にお話をした際に、これから先、また桜の木を来年・再来年を見た時に、この結婚の節目を思い出すお花になりそうで良いですね。とお客様からお話をいただきました。

結婚式で一つずつ用意してくアイテムには、これからの人生でふとした瞬間に思い出すキッカケになるものになると考えます。

自然との共生をコンセプトにした安藤建築では、六甲山との自然の共生を感じられることを一つのテーマにしながら、教会内にお花を取り入れる事もありました。

ほんのり蕾のピンクが色づく頃は、今年の4月初旬の木の様子になります。

教会の中のお花として、4月初旬は桜と六甲山にある植物のクロモジを組み合わせた、教会装花で彩りました。

桜の木は、花が咲く時間は短いですが、花が散ったあとの木には、みどりの葉を沢山つけます。

秋には、葉がついた見た目と変わらないですが、赤や黄色になり葉が落ち、木が眠ります。

眠りに入ると、根っこや木の皮から、目が覚めるそうです。

根っこから順番に目を覚まし、春に向けての花の芽が準備を咲かせる。

そして、長い1年がたち、また美しい色の桜の花を咲かせてくれます。

花が咲いていない時期も、そんな風に繰り返しいつも、凛とそこにいてくれます。

桜の咲く時間と私たち人間の生の時間が重なります。

風の教会の桜もそんな風にいつもそこに存在し、チャペルの中から見える桜の木は見守ってくれています。

風の教会で桜が見える時期は本当に短い期間になりますが、その時期に向けての結婚式や前撮りもおススメです。

毎年の気候で開花の時期は異なりますが、参考にしてみていただければと思います。

風の教会から見える木

風の教会から見える木

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